弊社は2023年3月に合同会社を設立しました。
事業規模を大きくしたい場合や節税目的で合同会社を設立しようと考えている方に向けて、どれくらい費用がかかったのか、また設立する期間や必要なモノについて挙げていきます。
合同会社設立にかかった費用
まずは一番気になるであろう合同会社設立にかかった費用について書いていきますね。
- 資本金:1,000,000円
- 登録免許税:60,000円
- 印鑑3本セット:4,880円
- データ用CD-R:500円程度
- 定款の謄本手数料や住民票発行手数料:3,000円程度
- ドメイン取得費用:1,980円
- 税理士と契約:150,000円
合計:1,220,360円ほど
会社設立の資本金は1円からでも可能ですが、銀行の法人口座を開設するには100万円程度必要と聞いたのでとりあえず100万円としました。今になって10万円でも良かったのでは? と思います…。
これ以外にも法人口座を開設するのに必要になるホームページを開設するためレンタルサーバーが必要なんですが、ウチはすでにXサーバーと契約していたので費用に含めていません。サーバーが必要な方は概ねプラス10,000円~15,000円ほど追加費用がかかります。
会社を設立するときに、企業の原則をまとめた書類である「定款」が必要なのですが、従来の紙の定款にすると4万円の収入印紙代が発生します。電子定款はこの収入印紙代4万円が不要になるので、会社を設立するなら絶対に電子定款の方が良いです。
電子定款のために、CD-RやICカードリーダーが必要になりますが、4万円の印紙代に比べたら微々たるものです。
ちなみに、資本金は出費ではなく会社の口座に残るお金なので、厳密に言えば出費ではありません。とはいえ、自分のお金ではなく会社のお金になるので自由に使うことはできませんが…。
費用をまとめると、会社設立に実際にかかった費用としては220,000円ほどですね。税理士と契約しなければ70,000円ほどで会社が設立できたことになります。
合同会社設立にかかった期間
よし!会社を設立するぞ!と思ってから実際に会社ができたのは1ヶ月後くらいでしょうか。
早ければ2週間くらいでできる場合もあるようですが、仕事をしながらの設立はこれくらいかかってしまうでしょう。
会社名を決めるのにまず時間がかかりますし、資本金をどうするのか、事業内容をどうするのかなどを決めていくのにも時間がかかりました。
電子定款とはいえ印鑑が必要なので、どこで印鑑を作るのか、書体はどうするのかなど決定事項がいっぱいあってけっこう時間がかかります。
私は一連の流れから脱線しないよう、freeeの会社設立に頼りきっていました。freeeの会社設立は無料で利用できますし、利用したあとに会計ソフトを契約するとAmazonのギフト券がもらえたりしてお得でした。合同会社設立の方法については、freeeの会社設立を参照してください(丸投げ)。
合同会社設立に必要なモノ
費用とかぶってしまうかもしれませんが、お持ちでない方のために、一応必要なモノについて書いてみます。
- 会社の印鑑3本セット
- データ用CD-R
- カードリーダー
- マイナンバーカード
- プリンター
- パソコン
会社の印鑑セットについては、最近は法人印と銀行印と代表者印の3本セットでも安いです。
私は楽天市場で3本セット4,880円という激安で購入しました。材質にこだわらなければ5,000円前後で3本セットが作れますのでまずは印鑑を作りましょう。
データ用のCD-Rとカードリーダーはヨドバシドットコムで購入しました。
プリンターをお持ちでない場合は、コンビニのコピー機を利用すれば数十円で印刷できます。
まとめ
合同会社設立に必要な費用や期間、モノについて挙げてみました。
意外と簡単に会社が作れるんだなぁという感想をお持ちではないでしょうか。
よかったら参考にしてくださいね。