今回のテーマは、ブログで集客をしようと考えている場合、どのような記事が読者に刺さるのか、読まれるのかといった内容でお届けします。
読者は気になるタイトルをクリックして記事を読む
記事を書く前に、必ず知っておきたいことは、読者は「検索エンジンでは、タイトルをクリニックして記事を読む」ということです。
ということは、タイトルがもっとも大切だということ。タイトルが読者自身の興味を引くものでなければ、書かれている記事は読まれない、または、読まれたとしてもブログからすぐに離脱します。
煽りはいけませんが、「えっ、どういうこと?」と思われるようなタイトルを付けるようにしましょう。
具体的には、
- キャッチーなフレーズでスッと頭に入ってくる
- 難しい漢字や言い回しを使わない
- 「5つの方法」など数字を使う
- 全角30文字前後に収まるようにする
- 検索されたいキーワードをできるだけ左に入れる
- タイトルを読んだだけで何が書いてあるかわかる
このような点に気を付けながらタイトルを決めていきましょう。
また、タイトルはいつ決めれば良いの?と疑問に思われるかもしれませんが、まずは記事を書く前に仮でタイトルを決めておいて、記事を書き終わった後に改めてタイトルを決めると良いです。タイトルが無ければ記事は書けませんし、書いたあとは内容に沿っていないということがよくあるからです。
記事はひとつのテーマにつき1記事
ひとつの記事にあれもこれも書いてはいけません。1記事1テーマを守ってください。そのほうが読者の心に響くからです。
たとえば、おすすめしたいキャンプ場があるとしましょう。いくつもキャンプ場を紹介するよりも、ひとつに絞ってどれだけ魅力的なキャンプ場なのかを解説するほうが読者心理に効きます。
もちろんおすすめキャンプ場ランキングといった記事ならいくつかのキャンプ場を書く必要がありますが、そうでないなら、読者が「そんなに良いなら行ってみたい!」と思うような記事を書く方が最後まで離脱せずに読まれます。
例えば自社製品の良さを伝えたいなら、いくつも紹介するよりひとつの製品に絞って紹介する。紹介したい製品がほかにあるなら、他の記事で紹介するようにしましょう。
記事は結論から書く
記事を書くときは結論から書くようにします。
たとえば、浦島太郎の場合は、子どもにいじめられていた亀を助けた話から入るのではなく、玉手箱を開けたらおじいさんになった結論から始めます。
そしておじいさんになった理由を述べてから、子どもにいじめられていた亀を助けたことや、竜宮城で楽しいひとときを過ごした話を述べるなどして、最後にまた玉手箱を開けたらおじいさんになった話で締めくくります。この書き方をPREP法(プレップほう)といいます。
PREP法は相手にわかりやすく、簡潔に伝えることができるため、ブログ記事を書く手法として非常によく用いられています。
ただし、あまりにも簡潔に伝えすぎると機械的な印象を持たれることがデメリットといえますが、ブログを読んでいる読者は忙しい方が多いため、結論が見えない記事はすぐに離脱されてしまうことを考えると、ブログ記事の書き方としては最適ではないかと思います。
需要の低い記事は書かない
前回の記事でもお伝えしましたが、需要の低い記事とは、スタッフの日記ブログや社内の様子記事などです。
だれもが知っている超有名企業の内部を見ることができるなら、社内の様子記事も需要がありますが、そうでない企業の内部にはあまり興味を示されません。残念ながら…。
読者のためになる有益な記事を書くことでブログが読まれるようになり、その結果、読者がファン化して商品やサービスに興味を持ち、売れていくという道筋をたどります。
まとめ
通勤電車で読んだあの記事も、お昼休みの暇つぶしで読んだあの記事も、実はこうしたファン化させるための記事だったりします。ぜひ、読者に読まれる記事を書くように頑張りましょう。ブログ記事についての続きはまた次回に。