「サイトを作って集客したい」「ブログなら集客できるかも」と思いブログを立ち上げてみたものの、なかなか集客できないと悩む方は多いです。
その反対に「ブログなんて書いても集客できるわけがない」とやらない理由を掲げる方も少なくありません。
そもそも、ブログで集客できるのか、どうすればブログから売上につながるのかを知らない人が多いように思います。
そこで今回は、「とりあえずブログを書こう」を提案するために、ブログのメリット・デメリットについて書いていこうと思います。
なぜブログで集客しようとするのか
ブログで集客する最大の理由は、「無料で集客できるから」。これに勝る理由はありません。
広告は費用がかかる上、必ず効果が期待できるかといえばそうでもなく、運用がうまくいかなければ赤字になることも多々あります。
その点ブログは無料で立ち上げることができます。月1,000円ほどのサーバー代と、年間1,000円前後のドメイン代がかかりますが、それでも広告費を使うことに比べればたいした金額ではありません。
この年間12,000円ほどの出費も惜しい!ということなら、無料ブログを使えば完全無料でブログを書くことができますが、集客という点ではおすすめできません。ブログ運営会社の都合によって突然サービスが終了になるリスクがあるためです。サービスが終了になると、これまで書きためていた記事はすべてムダになってしまいます。
どうしても無料ブログで始めたいと言うなら、アメーバーブログをおすすめします。ペタというブログを書く人同士の交流のアイテムもありますし、歴史も古いので消されるリスクもすくないでしょう。
少し経費がかかっても良いというなら、断然WordPressをおすすめします。先ほどもお伝えしましたが、月1,000円ほどのサーバー代と年間1,000円前後のドメイン代がかかってしまいますが、ネット上に自分の住所を持つことができるため、サービス終了に怯えることがありません。
ブログのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・無料で始められる ・コアなファンを獲得しやすい ・外注化することもできる | ・効果が出るまでに時間がかかる ・手間と時間がかかる |
「集客に良い」といわれているブログですが、上記の表のようなメリット・デメリットがあります。
ブログの最大のメリットは、前述のとおり無料で始められること。また、商品についての詳細や、製造過程、スタッフの日常などを発信することでコアなファンがつきやすいともいえます。
さらに、キーワードを構成を考えておけば、記事をライターに依頼することもできるため、手間と時間をかけずにブログを構築することも可能です。
デメリットは、1記事1記事書こうと思うと、意外に手間と時間がかかってしまうこと、そして効果が出るまでに時間がかかることといえます。
1記事書いたといっても、検索エンジンで記事が認識されるまで日数がかかり、さらにそこから検索上位に表示されるには、ニーズに沿ったコンテンツ内容であることなど、いくつかの障害をクリアしなければなりません。
とはいえ、検索上位に表示されれば無料で集客が可能になり、その効果は大きなアルゴリズムの変動がなければしばらく続きます。ブログのメリット・デメリットから考えてもブログは書くべきといえるでしょう。
ブログに何を書くか
ブログには、クライアントが知りたいことを書くようにしましょう。たとえば、商品について、どういう工程でできあがるのか、どういった使い方をすれば便利に使えるのか、または、プロの目線でしか知らない使い方を伝えるなど、お客様が知りたいという情報を書くのがコツです。
有名人や芸能人なら「今日食べたオヤツが美味しかった」と発言するだけで大勢のファンがブログを読みますが、ブログを書く一般人の日常や、今日のお弁当の話のように、ただの人の日記は誰も読もうと思いません。
ただの日記ではなく、商品を作っている会社の人の意見が知りたいのです。専門的な話であればあるほど良いですし、他のメーカーやショップでは知り得ない情報が書かれていると尚良いです。
こうした発信を続けていると、ブログへの信頼感が高まる上、コアなファンがブログにつくようになります。
ただし、デメリットでもお伝えしましたが、いくら専門的な発信をしていても最初は誰も読んでくれません。書いても書いても読者がゼロの日がしばらく続きます。
寂しい日々が続きますが、せめて半年から1年は発信してみてください。継続しているうちに、一人、二人とファンが必ず増えていきます。「1年も続ける気力が持たないよ」と思われるかも知れませんが、早ければ数ヶ月でファンがついて商品の購入につながる可能性もあります。
ブログでの発信をしたと同時に、Twitterでブログを更新したことを呼びかけたり、Instagramに投稿してみたりと、SNSでの発信も同時に行うとさらに効果的です。必ず成果につながるのだと信じてコツコツと更新を続けてみましょう。